トスカーナ州北西部の都市プラートの焼き菓子カントゥッチ。
2度焼きする事で食感は見た目以上に固くカリッ、サクッというより『ガリッ』というイメージです。
と、いうわけで食べる時に必ず音がするので『小さな歌』という意味の『カントッチ』が語源と伝えられています。
知らない、慣れていない方にとっては驚くほどに硬いのですが、この硬さには理由があります。
《聖なるワイン》という意味の甘口ワイン『ヴィンサント』に浸して食べるのがフィレンツェの大人のたしなみ方。
エスプレッソやコーヒー、ジェラートに浸して、というのもポピュラーだそうです。
LaVoceでは先日ご紹介したエスプレッソやヴィンサントではないですがデザートワインと食べるのをオススメしています。
バールなどで親しまれるとっても軽いカントゥッチ。メニューには載っていませんがお気軽にお声掛けください。
Trattoria LaVoce
(トラットリア ラヴォーチェ)
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